仲がいいと思っていたのは自分だけで、
ほんとうは嫌われているんじゃないか。
なんて気持ちは大人になったところで
消えません。
「まぁいいか」
と思うのが早くなるだけです。
「ものすごく大事」と思うことが減って、
「どうでもいい」と思ったことがそうでもないことを知るからです。
白と黒が減ってグレーばかりが増えていきます。
だからまれに「ものすごく大事」、つまり感動に出会うと
一気に気持ちは30年前に戻ります。
僕はそういう気分が好きでね。
モチベーションなんてそれで十分です。
いい歳してとかおとなげないとか
そんな自分自身の言い訳を吹き飛ばしてくれるのは
どれだけ自分が人間を好きになってそれを我慢しなかったか、
その経験と思い出だけだ。
セキグチは制服姿で片足を上げて舌を出し、少しむっとした表情を浮かべている。肩までの茶髪セミロングで前髪ぱっつん、耳が出ている。背景は赤みがかっており、秋の季節感を感じさせる。セキグチの表情からは反抗的で思春期特有の複雑な感情が伝わる。彼女の雰囲気は日常の一コマとして青春の揺れ動く心情を象徴している。
