最初からざっと描けば短時間でこのざっとしたぼんやりした感じに
たどり着けるはずなのに、
わざわざきれいな線を引いて影もつけて
きっちりと描いたあとに徐々に雑に変えていく。
10分くらいで描いたように見せたいために
4時間を使うという無駄の極みばかり繰り返している。
こうやって言わなければ10分で描いたんだろうな、
くらいの感想しか湧いてこないだろう。
AIがものの数秒で50時間くらいかかるような密度の絵を生成してみせる。
その逆をやってみてはどうだろうかと思った。
あんまり意味はなさそうだ。
でも絵を描くことになんて元々意味はなかったのだと僕は思う。
大学編のハセガワが床に横たわり、少しうつろな表情で視線を上に向けている。モノトーンの描写で陰影が強く、憂鬱な雰囲気を醸し出している。身体の構図が独特で、足の裏も描かれていることで、心の内側や疲れた感情が伝わってくる。静かな日常の一コマを切り取ったような印象だ。
