マキタと同じクラスだったのは2年生だけで、
3年になると別々になりました。
いやあ残念残念、なんて美術部ではおどけていましたが、
どこかでちょっとほっとしていました。
僕は自分をもてあましていました。
ああ僕は迷惑だ、迷惑な存在なのだと
勝手な独り言を周辺に振りまいて
その癖どこかでマキタの視界に入ろうとする浅ましさを
許せない、
そんな自家撞着にくたびれていました。
山から吹き下ろす強い風が
僕たちの会話をいつも途切れ途切れにしました。
高校編のマキタが青空の下、草原の傍で遠くを見つめている。彼女は鞄を肩にかけ、制服姿で佇んでいる。彼女の表情にはどこか切なさと深い思索が感じられ、移り変わる季節の中で複雑な心情を抱えている様子が伝わってくる。マキタの内面にある葛藤や孤独感が背景の広がる空と草原の静けさと対比的に描かれている。
