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赤い空の下で制服の男女が歩いている

「なんでいっつも後ろ歩くんや。」

と訊かれた時、僕は

「歩くの遅いし先頭は不安や。」

と答えた。

それも本音だ。

でも本音はもう一つある。

マキタを見ていたかったからだ。

もちろんそんなことは言えない。

言ってしまってもよかったけれど。

マキタは知っていた。

僕もマキタが知っていることを知っていた。

僕たちはその川辺を黙って歩いた。