「眠る前に。」2024 .04.16 オズ先輩 大学編 #1ページビター 日常オズ先輩が無造作に腰掛け、片手に筆、もう片方の手にタバコを持っている姿だ。彼女は淡々とした表情で現実の冷たい側面を語る。子供の頃は外れがちだった天気予報が今ではほぼ当たり、希望を見いだす可能性がだんだん消えているという苦い心情が伝わる。黒い背景がその寂しさを強調している。子どもの頃、天気予報はしょっちゅう外れた。外れるものだと子供でもわかった。だから、明日どしゃぶりになってろくでもないマラソン大会中止になるかもしれん、という密かな期待を抱くこともできた。今はまあ外れない。町単位で正確だ。ほぼ当たる。期待する余地がない。キルケゴールは「絶望に立ち向かうのに必要なのは薬や人の情ではない、可能性だ」と書いた。可能性を丁寧に踏み潰していく世界には希望がない。 しおりをはさむ×お気に入り度☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 送信送信が完了しました項目を入力してください関連記事 1Pヨシダ2024.04.15 22:21 「思い出。」 1Pその他2024.04.17 01:38 「雑談。」 1Pオズ先輩2024.03.28 07:10 「夜から朝に。」