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肩を出した白トップスの灰色髪の人物が座っている

ハンドルネームなんて概念はまだなかった。

だから僕たちは「偽名」と言っていた。

なんだか自分の名前がいやで偽名を使いたくなる。

まいちんがそうだったかは知らない。

「まいちん」って呼ぶと嫌な顔をする。

でも本気の怒りじゃないあの感じ。

ペンネームやハンドルネームに

こだわるのは自分がまだ誰でもないからだろう。

まいちんは『ジャニスって呼べ』という言葉に対し嫌がりながらも、本気の怒りではない不思議な感情を見せる。話し手は、どれだけ嫌がられてもまいちんと呼び続け、その奇妙な関係性に何かを感じている。名前へのこだわりが、本人たちの特別な絆を象徴しているようだ。